吸着自走式清掃ロボット(UD型)

特長

1.吸着自走機能

真空吸盤により構造物の表面に強力に吸着し、その表面に沿って自在に自走することができます。

2.小型・軽量

エアシリンダを利用したシンプルな自走機構を備えているため、小型かつ軽量で、メンテナンス性も優れています。

3.曲面を処理可能

2個の真空吸盤が自在継手により相対角度が自在に連結されているので、パイプの内外面など曲率の小さい表面においても吸着自走が可能です。

4.気中または水中で使用可能

吸着自走式清掃ロボットには気中用と水中用の2種類があります。吸引ポンプとして気中用には真空ポンプ、水中用には水ポンプが接続されます。

5.吸着面の材質を問わない

真空吸盤による吸着方式の採用により、吸着面の材質は、磁性鋼板、ステンレス鋼板、コンクリート、ガラス、プラスチック、タイル、ゴムライニング等どんな材質の表面においても、吸着自走が可能です。溶接線やタイル、コンクリート壁面の目地など、多少の凹凸のある表面にも吸着することができます。ただし凹凸の大きい表面においては、容量がより大きい真空ポンプまたは水ポンプが必要です。

6.強力な吸引清掃性能

強力な真空ポンプあるいは水ポンプと接続することにより、自走機能を持った強力な吸引清掃装置として使用することができます。

7.任意に調整できる研磨性能

自走方向に往復運動しながら吸着移動する真空吸盤は、同一場所におけるその往復運動回数を任意の回数に設定することができます。よって、真空吸盤により表面を研磨あるいはこする程度を任意に調整可能です。

吸着自走式清掃ロボット導入の利点

1.安全性の向上

足場を必要とせず、リモートコントロールにより各種作業が行えるので安全性を向上させることができます。

2.労力の低減

作業者に代って各種作業器具を保持することができるので、作業者の労力を低減することができます。

3.環境汚染防止

作業中に発生する粉塵や汚水を回収することができるので、作業者が汚れることがなく、また環境汚染を防止することができます。

4.放射線被爆線量低減

原子力施設においては、作業者の放射線被爆線量を低減することができます。

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