吸着自走式ウォータジェットロボット(UB型)

概要

都市ガスホルダー、貯油タンク等において実施されている溶接線の非破壊検査において、その前処理として塗膜の剥離作業が必要です。またビル外装材の塗り替え作業においては、その前処理として旧塗膜の剥離作業が必要です。従来、サンドブラストが広く実施されていますが、塗膜が経年劣化しておらず活性状態を維持している場合においては、完全剥離に非常に時間がかかり、一方で局部的にオーバーブラスト状態が発生して母材を傷める問題も発生しています。また、高所での作業であるため大変危険で、かつ防塵服、防塵マスクを着用するので労力を要し、さらに大量に発生する粉塵のため汚れる作業でもあるため、作業者の確保は困難です。

吸着自走式ウォータジェットロボットは、構造物の壁面や天井面、あるいは床面に真空吸着し、その表面に沿って自走しながらウォータジェットクリーニングを行うリモコン式のロボットで、真空吸盤の内部において最大3200kg/cm2の超高圧水が噴射されて塗膜をスピーディに剥離し、発生する汚水は全て吸引回収されるので、環境汚染を防止し、人手不足の解消、工期短縮、コスト低減、安全性の向上に寄与します。

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UB400型

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UB400型

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超高圧水噴射状況

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支援ユニット
(UB400型用)

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UB600型

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