吸着自走式ウォータジェットロボット(UB型)

特長

1.吸着自走機能

真空吸盤により処理面に強力に吸着し、自在に自走することが出来ます。

2.塗膜剥離機能

塗膜やライニングなどは、真空吸盤内の回転式超高圧ジェットノズルより噴出する最大3200kg/cm2の超高圧水の作用によりスピーディに剥離されます。

3.汚水回収機能・乾燥機能

発生する汚水は、真空吸盤に吸い込まれる高速気流の作用により強力に吸引回収され、処理面は乾燥状態となります。よって水質汚濁の原因となる防錆剤の超高圧水への添加は不要です。

4.環境汚染防止

発生する汚水は、真空吸盤に吸い込まれる高速気流の作用により強力に吸引回収されるので、汚水の飛散による環境汚染の発生を未然に防止することができます。

5.安全性の向上

高所作業において足場を必要とせず、リモートコントロールにより作業が行えるので安全性が向上します。

6.労力の低減

作業者は、防塵服、防塵マスクを着用した状態で高圧水のジェット噴射の反力に抗し、かつ重いノズルを保持して作業をする必要がないので労力を低減することができます。

7.落下防止対策

停電時などに真空ポンプが停止した時の安全装置として落下防止装置が装備されます。この落下防止装置としては、作業者が高所作業する時の安全装置として市販されている落下防止器具を用いることができます。なお、本ロボットの重量が市販の落下防止器具の許容荷重を上回る場合(本ロボットが大型−80kg以上の場合)においては、本ロボット専用の安全性の高いオートテンションウインチを装備することができます。

8.処理面の材質を問わない

真空吸盤による吸着方式を採用しています。よって、処理面の材質は、磁性鋼板、ステンレス鋼板、コンクリート、ガラス、プラスチック、タイル、ゴムライニング等どんな材質の処理面においても、吸着自走しながら作業を行うことができます。

9.多少の凸凹でも吸着可能

溶接線やタイルやコンクリート壁面の目地など、多少の凹凸のある表面にも吸着することができます。

10.放射線被爆線量低減

原子力施設において使用する場合においては、作業者の放射線被爆線量を低減することができます。

11.処理対象:壁面、天井面、床面

壁面、天井面、床面で使用することができます。

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