吸着自走式ブラストロボット(UA型)

特長

1.吸着自走機能

真空吸盤により処理面に強力に吸着し、その表面に沿って自在に自走しながらブラストクリーニングを行うことが出来ます。

2.ブラストクリーニング機能

処理面のサビや劣化塗膜などは、真空吸盤内のエアブラストノズルより噴出する研掃材の作用により剥離され、処理面は塗装下地として理想的な梨地に仕上ります。また、剥離されたサビや研掃材、あるいは処理面に付着したほこりは、真空吸盤に吸い込まれる高速気流の作用により、強力に吸引回収されます。

3.研掃材循環機能

処理面に向け噴出された研掃材は、研掃材圧送、回収ユニットへ吸引移送された後、同ユニット内で再使用可能な研掃材がサビなどの微粉から分離されます。この研掃材循環機構により研掃材は何度でも使用することができ、研掃材コストを大幅に削減することができます。

4.環境汚染防止

処理面から剥離されたサビや研掃材は外部へ飛散することなく真空吸盤内へ吸引回収されるので、粉塵による環境汚染が発生しません。

5.安全性の向上

高所作業において足場を必要とせず、リモートコントロールによりブラストクリーニングが行えるので安全性が向上します。

6.労力の低減

リモートコントロールによりブラストクリーニングが行えるので作業者の労力を低減することができます。

7.落下防止対策

停電時などに真空ポンプが停止した時の安全装置として落下防止装置が装備されます。この落下防止装置としては、作業者が高所作業する時の安全装置として市販されている落下防止器具を用いることができます。 なお、本ロボットの重量が市販の落下防止器具の許容荷重を上回る場合(80kg以上の場合)においては、本ロボット専用の安全性の高いオートテンションウインチを装備することができます。

製品&テクノロジーへ戻る